2児の父、アーリーリタイア主夫の日記

京都で暮らす、主夫の日々を綴ります

【コロナで学級閉鎖】主夫なので我が家は余裕で対応可ですが・・・

久しぶりの、コロナによる学級閉鎖

今週ですが、学校から連絡がありました。
「コロナ陽性が判明した子がいますので、数日、学級閉鎖にします」とのこと。

今は主夫ですので、自身の仕事の調整などを考える必要がありません。
すぐに頭に浮かんだことといえば・・・。
「子供が一日学校がなく、外にも積極的に出かけられないなら、家で一日どうやって過ごそうかなぁ」

いつもはトーストした食パンにジャムの塗っただけの朝食ですが、逆に気合いが入って、学級閉鎖当日の朝は珍しくサンドイッチを作りました。

半年程前の冬、コロナ感染者がピークだった頃に、上の子供、下の子供ともにそれぞれ学級閉鎖がありました。

当時Ffは仕事をしていましたが、大変だったかというと、その時もそうではありません。
子供がそういう状況の場合は休暇がもらえますので、数日仕事を休んで一緒に過ごしました。

退職まであと少しという時期で、自身の仕事はやり終えており、休暇を取りやすかったタイミングでした。
ご苦労をされている方には申し訳ないのですが、むしろ「ラッキー」と感じていました。

ただ、前回も今回もFfはたまたま恵まれていますが、対応に苦慮されたご家庭も多いでしょう。本当に大変です

もちろん、家庭だけではなく、学校サイドも大変です。

多くの人の支えによって日々の社会が成り立っていることを感じる

学校の担任の先生は、次の日の学級閉鎖日の朝に、宿題などプリントを各家庭個別に配布されていました。
学級閉鎖が決まったその日、電話で各家庭に連絡をして児童の引き渡しを遺漏なく行いつつ、次の日以降の予定の組み直しを行って授業予定プリントを作り直し、宿題のプリントも準備して、さらに人数分印刷して個別に封筒づめして・・・気が遠くなるような作業を夜遅くまでされたのでしょう。頭があがりません。

大変なのは担任の先生だけではありません。
学校が休みになることで、例えば給食が無くなります。材料手配の修正を行わなければなりません。
給食費の変更も必要になります。たかだか数百円の変更のために、多くの事務作業をしなければなりません。変更になるのは一部の生徒だけです。間違うわけにはいきませんので神経も使います。

児童クラブも同様です。
一部の生徒だけ利用料が変わってきます。

その他にも色々、たった一つ何かが変わっただけで、多くのことに波及します。
単に「陽性者が出たので1つのクラスが学級閉鎖になる」だけのことなのですが、これに伴って本当に多くのすべきことが発生します。

Ffも、この春まで事務作業をしていましたので、どの立場の方にどのような作業が発生するのかがなんとなく想像できます。本当にありがとうございましす。

なお、イレギュラーになったから苦労が浮き上がって見えるだけです。
見えていないだけで、普段から社会は多くの方の支えによって成り立っているということを改めて感じます。

ちょっと疎外感

もし退職せずに働いていたとすると、家庭の親という立場では、タイミングによっては子供と一緒に休むために自身の仕事の調整をしていたでしょう。
職場でのサラリーマンという立場では、イレギュラーな事案発生に伴う対応に追われていたかもしれません。

しかし、今は主夫なので、何にも影響がありません。びっくりするぐらい何もありません。

社会人の一員として働くことはやりがいなのですが、大変です。

逆の見方をすると、主夫になり、特に大変なことが無い代わりに、社会からちょっと距離が出来てしまっているな、と実感します。