2児の父、アーリーリタイア主夫の日記

京都で暮らす、主夫の日々を綴ります

【退職して思うこと】職場における交際費

家族の外食は贅沢に感じるが

今月、家族でちょっと贅沢な焼肉に行ってきました。2万円弱でした。
そして、嫁とカフェに行ってきました。アフタヌーンティーセットを頼んで5,500円でした。

普段、家族で外食と言えばチェーン店のランチで3,000~4,000円ぐらいですし、カフェならば2人で1,500円程度ですので「贅沢をしたなぁ」と思います。

ただ、仕事をしていた時の交際費と比べますと…。

職場における交際費

職場で知り合った人達と飲みに行くことがありました。1回行けば、1万円を超えることもよくあります。

また、職場ですので歓送迎会など懇親会がありました。
費用としては先輩方が多く出してくれていますが、個人的には絶対に行かないホテルや割烹などそれなりのお店が会場になりますので、それなりの額を支払います。

飲み食いは趣味の一つですし、お酒の席自体も好きですので、個人的には楽しかったです。

しかし、よくよく考えると結構な出費です。
Ffの場合、あくまで概算ですが、働いていた十数年間の累計で500万円です。

職場の皆との新店開拓やはしご酒はサラリーマンの醍醐味のように感じましたし、懇親会での「THE宴会」な雰囲気は仕事をしていないと味わえないものです。
Ffにとって楽しみでもありましたので、支払ってきた交際費自体を否定はしません。

一方で、仕事をする上で有利になりますので、社交的な付き合いを出来る自分を演じていたのかもしれない…とも思います。
交際費を使った付き合いを通じて得たものによって仕事が助けられることは多々ありました。
仕事が上手くいって評価され、評価されている立場になることで顔も広くなり交友関係が増え、さらに仕事が上手くいく。この循環を自らも求めて、付き合いを拡げていった側面はあるかもしれません。

退職した今、ふと思うことがあります。
「使ってきた500万円で家族で焼肉に何回行けたかな。もしくは、嫁とアフタヌーンティーセットを何回満喫できたかな」

Ffは十数年働いて退職しました。定年まで働いていればまだ20年以上働いていたことになります。
交際費の累計支払いに関して「楽しかったので否定しない」と思っているうちに辞めて、よかったのかもしれません。