京都府立図書館で、昔の京都に浸る
京都府立図書館へ
この日、京都府立図書館に行ってきました。
他の図書館には行きませんので違いは正直分かりませんが、ここは場所柄ゆったりしていてお気に入りです。
駐輪場も広いですし、展示してある蔵書は一部だけ?そのため館内のスペースが広くて落ち着きます。
そして、本棚のすぐ近くに読める場所があり。レトロ喫茶店のような館内でゆっくり読めるのが好きです。
昔の京都市の写真を
本を好きかどうかと言われますと、・・・好きではない。
小さい頃はよく図書館に連れて行ってもらって毎週のように何冊も借りていましたし、小学生高学年の頃には国内外の推理小説の文庫本を片っ端から読むぐらいでしたので、本を読んだ経験が乏しいわけでは決してありませんが。
今になっては、本を読んでいると眠くなってしまいます。
ただ、昔の京都市の写真が載っているものならば楽しく感じます。
この日、図書館で手に取ったのは「京都市の昭和」。
鴨川や桂川、寺社仏閣は、今とほぼ変わらぬ風景が写っています。
夷川通りの家具屋さんや新京極の街並みは、昔の名残が今に繋がっていることを発見します。
市電や京阪など交通の変化は、社会の発展を改めて気付かせてくれます。
写真を取った当時の時点で、通りや川など街の大枠が既に出来上がっている京都だからこそ、当時と今をあらゆる所で比べて楽しめるものだと思います。
調べてみますと・・・1万円もする本なのですね。
さて、読み終わって図書館を出て。
昭和から現在に戻ってきた気分です。
この風景も20年後や30年後になると、「あんな感じだったな」と思い出す貴重なものかもしれません。
昔から紡がれてきた歴史の中に居る。
そう思うと一層京都が好きになります。