両親が亡くなって想うこと① 正直、ホッとした
両親が亡くなって
両親は65歳を過ぎた頃に亡くなりました。
父が退職したのは60歳手前。
それ以降、夫婦2人で一緒に旅行に出かけたり、実家の敷地内にある小さな畑をしたり、生まれた孫を見に来たり。
いわゆるリタイア後の生活を楽しんでいた最中、相次いで突然の病気で亡くなりました。
本当に突然でした。
もっと元気に生きるはずだったのに。
そう思うと、亡くなった直後は辛かったです。
ただ、しばらく経ってみると、ホッとした気持ちがあることに気付きました。
長生きの祖父母を見ていると…
父方の母は90歳を過ぎてまだ生きていますが、5年ほど前の時点で、自分の息子や娘に会っても誰かが分からなくなっていた。
「息子が来てくれない」と息子を目の前にして言っていましたが、本当にそこまで生きたかったのか?と思うのが正直なところです。
母方の父、こちらも90歳を過ぎてまだ生きていますが、自由に動けません。
ボケてはいませんので、はっきりしゃべれます。
いつもしゃべることは「長生きし過ぎた。死にたい」と。
この2人を見ていますので、両親が元気なうちに突然亡くなったことに関して、ホッとしたのは正直なところです。
Ffにとってだけではなく、勝手ながら両親にとっても「よかったのでは?」と思います。
そして、両親が亡くなったことがアーリーリタイアの決断を後押ししてくれました。