2児の父、アーリーリタイア主夫の日記

京都で暮らす、主夫の日々を綴ります

【ある日の晩御飯】亡きおふくろの味…南蛮漬け

南蛮漬け

ふと、小さい頃の食卓を思い出す時があります。
母は料理が上手で、色んな料理を手間をかけて日々作ってくれていました。

今になるとすごさが分かります。

いくつか料理を思い出しますが、よく覚えている好きだったものの1つが南蛮漬け。
家族で釣りに行って小鯵がたくさんつれた時など、よく作ってくれました。

そういえば南蛮漬け自体を我が家では作ったことがありません。
…やってみようかな?

片栗粉をつけて、揚げるのでは無く多めの油で焼いて。

寿司酢とめんつゆで漬けダレを作って。

出来た!

我が家の「おふくろの味」は…?

シシャモの南蛮漬け。アサリ生姜煮などと一緒に。
この日の晩御飯です。

記憶の中にあるものとは違います。

鯵ではなくシシャモを使いましたし。
揚げるのでは無く少量の油で焼きましたし。

そして、母がいない今、レシピも分かりません。

片栗粉ではなく小麦粉だったかもしれない。
玉ねぎと人参に加えて、ピーマンも入っていたような。
漬けダレの内訳も不明です。そもそも寿司酢とめんつゆを実家では使っていませんでした。

ただ…この感じ。
スーパーに売っているものは酢がきつく感じますが、そうではなく、醤油味も効いた、この優しい感じ。

懐かしいなと思いました。

母さん、…っぽい料理が再現できたよ!
(全然違ってたらごめんね)

日々、色んなものを食べていた中で、何故この一品を「おふくろの味」として覚えているのか?
不思議だなと思います。

我が家の子供達にとって、我が家の思い出の味は何になるのだろう…?
子供達が懐かしく思い出すその時に生きているかどうか分かりませんが、ちょっと興味深いです。