2児の父、アーリーリタイア主夫の日記

京都で暮らす、主夫の日々を綴ります

祖母が亡くなる。老衰…これが理想?本当に?

祖母が亡くなる

先日、祖母が老衰で亡くなりました。

これまでに亡くなった両親や祖父母はいずれも癌など病気が死因でしたので。
無くなった後は「病気さえなければもう少し…」との思いを感じましたが。

祖母は今までのケースとは違い「人生を全うしたんだね。よかったね」と思いました。

ただ、一方で…。

これが理想?

祖父に先立たれた祖母。

祖父が亡くなってから1年が経つころには一人で生活するのが難しくなり。
周りの人が支えるようになると動かなくなり。
するとボケも進んで一層生活出来なくなり。
祖父が亡くなって2年が経つ頃には施設に入りました。そしてそのまま施設で約10年を過ごしました。

90歳を大きく超えて、100歳までもうすぐ。
ボケているのでストレスを感じなかったことも、かえって長生きにつながったというのが皆の見解。

老衰。
多分、理想とされている最期だと思います。

でも本当にそうなのか?

自分のことを分からなくなって。何をしているかも分からなくなって。
その状態になって長生きをして意味はあるのか?と正直思います。

「生きているだけで尊い」と言われればそうですが。
でも、本当に?

ちなにみ本人も、動けなくなってきた頃から「早く死にたい」と言うようになりました。

老衰は無条件に理想?本当に?

少なくとも自分自身は、ある一定子育てが終わって子供が独り立ちをした後は、「長生きをしよう」なんて考えることは絶対にしないでおこうと改めて思いました。