【母の遺品】また一つ無くなる - ２児の父、アーリーリタイア主夫の日記

デスクトップパソコン。
先日より、液晶を立ち上げる際に、画面がなんだかモワ～っ染みのようになったり、バリバリ点滅したり。
通常の画面になるまで時間がかかっていたのですが。

その不具合の時間がだんだん長くなり。

とうとうこの日、画面が見れなくなりました。

原因は、液晶？ケーブル？本体？

ちゃんと確認すれば、意外と簡単な交換や修理で元通りになるかもしれませんが。
特に何もせず、このパソコンを使用するのは終えることにします。

このパソコンは、生前の母が愛用していたもの。

両親が亡くなった後、まだ動くのに捨てるのには忍びなかったので、壊れるまでは使おうと思い、我が家に持ってきて使っていました。
使いやすかったので大変助かりましたが、わざわざ延命措置はしません。

母さん、使いきったよ！

両親が亡くなった後、諸事情あって急いで家の片付けをする必要があり。
また、当時は仕事をしていたこともあり、すぐ近くではない実家での作業に時間を全然取れず。
結局、ほとんどの物を処分しました。

限られた時間の中で、せめて我が家で使えるもの・活用できるものは小型車一台に積めるだけ積んで持って帰ってきました。

その一つがこのパソコンです。

ただの電化製品ですが、母の愛用品でしたので。
そういう意味では遺品の一つです。

ただ、使えない以上、持ち続けるわけにはいきませんので、今回、処分をします。

…同じように、持って帰ってきたものの既に処分したものがいくつもあります。

例えば、孫（うちの子供達）に買ってくれていた食器やおもちゃ。
子供の成長に伴い、使わなくなったので処分しました。

時が経つにつれ、母に関連する物が無くなっていきます。

両親のことはFfの記憶に残っていれば良いわけです。
不要なものを置いておく必要はありません。

そう思っていますので捨てること自体に躊躇はありませんが。
ちょっと寂しく感じます。