2児の父、アーリーリタイア主夫の日記

京都で暮らす、主夫の日々を綴ります

【ある日の晩御飯】煮干しで出汁を取ってみる

煮干しで出汁を

普段、出汁を取ることはありません。

使うのは粉末出汁。
簡単ですし、美味しいですし。

あるいは、めんつゆや白出汁。
これらを使うことで味付けまで仕上がりますのでお世話になっています。

そんな我が家ですが、珍しく煮干しを買ってみました。

珍しいどころか、買って使うのは、実家を出て生活をするようになってからは多分初めて。
昆布は1年に1回程度、頂いたり、買ったりしますのでたまに使っていますが、煮干しは本当に初めて。

「こういうものだよ」というのを見せておこうかな、と。
頭とお腹を取り除く作業は楽しそう。

水に入れた後、じっくり煮出して。

いい匂いです。
「おぉー!」となるこの感じ。これが目的でしたので、よかったよかった。

お吸い物を

この日の晩御飯。
メインは我が家の定番、木の葉丼。そして、納豆とお吸い物。

煮干しで取った出汁を使った、シンプルなお吸い物。
煮干し出汁たっぷりで香ばしさやほろ苦さを感じるこの感じ、手間はかかりますが、これはこれでいいものだと感じます。

うどん屋さんの出汁みたい」とのこと。
よく行くセルフのお店で、自分で注文後にうどんにかけるやつね。
正解!魚の濃い出汁ですので、そういうこと。

美味しく頂きました。

昔、実家では、毎回、煮干しや昆布、鰹節などを色々使って出汁を取っていました。
実家を出てからはしていませんでしたが、こうやって出来るのは、きっとそういう実家で育ってきたから。母親が作っているのを見て手伝ってきたから。

そういう意味では、子供たちに対して、たまにはこういうこともしていかないと、と思います。
母は亡くなっていますので今更ですが、これも親孝行。天国から見てくれてるかな?

ちなみに、「煮干し、出汁を取った後はどうするの?」とのこと。
いいことを聞いてくれた。もちろん。これも亡き母の教育の賜物。

今風に言うところの「食べるよ。これもSDGs」。
別の言い方をするならば「栄養があるから捨てるなんてもったいない!ゴマ油などで味付けすれば美味しいので、食べるに決まってるじゃないか!」といったところ。

これは明日、食べよう!